事業系ごみ・産業廃棄物処理のお役立ち記事
【ご注意ください】「知らなかった」では済まされない産業廃棄物のお話
産業廃棄物の処理は、日々の業務の中では「当たり前の作業」になりがちです。
しかし一歩判断を誤ると、事業そのものの継続はおろか、
業界だけでなく、社会にとって重大な問題へと発展します。
今回は、木くずの不法投棄に関する行政処分の事例をもとに、
産業廃棄物を取り扱う事業者として、ぜひ知っておいていただきたいポイントをお伝えします。
産業廃棄物の不法投棄事例
ニュースでは、産業廃棄物処理業者が、
解体工事や他業者から請け負った木材を処理した後に出た木くずを、
自ら管理する敷地内に投棄していたことが判明しました。
この行為は2023年2月から6月までの約4か月間続き、通報を受けた県の調査によって発覚しています。
その結果、
産業廃棄物収集運搬業
産業廃棄物処分業
施設設置
これらすべての許可が取消となる、非常に重い行政処分が下されました。
「自社の敷地だから大丈夫」ではない
山林や空き地ではなく「自社が管理する敷地内」で行われていたという点です。
産業廃棄物は、
誰の土地か
自社所有かどうか
に関係なく、
法令で定められた方法・基準に従って処理・保管されなければなりません。
「自分の土地だから問題ない」
「一時的に置いていただけ」
こうした認識は、廃棄物処理法の上では認められず、
「不法投棄」と判断される可能性が十分あります。
なぜ許可取消という厳しい処分になったのか
背景には、
一定期間にわたって行為が継続していたこと
産業廃棄物処理を専門とする事業者であったこと
通報によって発覚した点
などがあり、管理体制そのものに問題があったと判断されたと考えられます。
産業廃棄物を扱う事業者である以上、
「知らなかった」という言葉は、残念ながら通用しません。
マジック・ワークが特に重視していること
マジック・ワークでは、廃棄物許可事業者として、次の点を特に重視しています。
処理・保管方法が法令に適合しているかを常に確認すること
現場判断に任せきりにせず、社内での確認・共有を徹底すること
「これくらいなら大丈夫」という曖昧な判断をしないこと
許可内容・処理フローを定期的に見直すこと
産業廃棄物の処理は、「慣れているからこそ起きる油断」が、
最も意識しておかないとならない大きなリスクです。
だからこそ、日々立ち止まって確認する仕組みを大切にしています。
今回の事例からお伝えしたいこと
特定の事業者を非難したいわけではありません。
私たちがこの事例を取り上げた理由はただ一つ、
同じ業界で働く事業者の皆さまに、
「他人事ではない」という視点を持っていただきたいからです。
産業廃棄物処理は、社会的責任の大きい仕事です。
だからこそ、正しい知識と確実な管理が求められます。
人ごとではなく、「危機管理意識」について、




